ゲームのためにWindows10に仮想ディスクでマルチブートする

家の常時使用PCはすべてWindows10にアップグレードしました。

もちろん、ゲーム用のPCも。

だけど、Windows10では動作しないものもでてきました。。

さて、どうするか、、最初はHyper-Vでどうにかできないかと調べましたが、仮想OSでグラフィックカードを利用するのは難しいみたいです。

クライアント用のHyper-Vでは無理と書いてありました。他の仮想環境も似た感じでした。

となるとやはり、マルチブートしかないなと。

そういえば、64GのSSDをつないでるけど使ってないな、これを使ってWindows7をいれよう！！（Windows8.1でもよかったけどここは7を選択　※Enterprise以上でないとNG VHDに対応してない。なければ8.1でいいでしょう)

普通のインストールだと後々手間なので、以前に仮想ドライブを作成してマルチブート環境を作成したのを思い出したので、今回もその方法でいきます。

ただし、手順は違う方法をとりました。

ローカルキャッシュディスクて名称のが今は使っていないSSDです。

「ディスクの管理」を使って、下記のVHDを50Gで作成しました。
フォーマットまでしてWindows10からはアンマウントして見えない状態です。

＜手順を簡単にメモ＞

今回の方法は、imagexを使ってやります。

（※一応OSドライブのバックアップとかやっとく方が良いですよ）

まず Windows自動インストールキット(AIK) のインストールです。

これをマイクロソフトのページからダウンロードしてインストールします。

(isoファイルをマウントしてインストール）

※isoファイルの関連付けがエクスプローラでないとマウントできません。

で、次にインストール媒体(今回はWindows7 )から\sources\install.wim　を適当な場所にコピーしておく。

※VHDにインストールできるのはWindows7 Enterprise,Ultimate, Windows8とおそらくそれ以降のOSです。

Deploymentツールのコマンドプロンプト　がインストールされているので、管理者権限で起動する。

※インストール用につくったVHDがマウントされているのを確認しドライブを覚えておく。

ここで、imagexをつかって、VHDファイルに直接OSをインストールします。

まず、install.wimの中にあるバージョンをチェックして、インストールする番号をメモしておきます。

インストールファイルから情報を読む

> imagex /info d:\wk\install.wim

でインストール情報が表示されるので、インストールするIMAGE INDEXをメモする。

インストールの実施( d:\wk\install.wim から 仮想ドライブの v: へ)

> imagex /apply d:\wk\install.wim 1 v:

インストールが完了するまで待機です。

終ったら、v: （仮想ドライブ) をアンマウントしておきます。

こんどはブート情報（BCD)の編集です。

BCDの確認

> bcdedit

で内容を確認します。　内容をコピーして退避しておきましよう。

BCDの現在の起動OSの情報をコピーして新しいOS情報を作成

> bcdedit /copy {current} /d "Windows7E VHD"

ここでエントリは、{xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx} と表示されるのでコピーしておく。

作成したBCD情報に、インストールしたVHDファイルを関連づける

> bcdedit /set {xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx} device VHD=[F:]\windows7kp.vhd

> bcdedit /set {xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx} osdevice VHD=[F:]\windows7kp.vhd

あとは、bcdedit で正しく deviceやosdeviceが変更されているか確認しましょう。（仮想ドライブをマウントしたままだと、V:とかになって失敗します。その場合はアンマウントしてやり直しましょう）

あとは、bcdedit /timeout 10 とかで、OS選択の自動起動までの時間を編集するなどしましょう。詳しくはbcdeditでぐぐればわかります。

で再起動をかければ、一番上の画像のOS選択画面がでて完了です。

って、ここからWindows7のセットアップが、、、一晩中かかった(^_^;)

メインはWindows Update だけどね。。

ってことで起動しないゲームはWindows7でやるぜｗ